以前に、みまもりGPSを比較した記事を書きました。
みまもりGPSがあると確かに便利なのですが、2台持つと毎月の使用料は1,100円。
すこしでも節約したいですよね。
そこで我が家は、Apple(アップル)が販売しているAirtag(エアタグ)も使いながら、二人の子どもをみまもることにしました。
使ってみてわかったメリット、デメリットについて記事にしました。
Apple(アップル) Airtag(エアタグ)
Airtagは近くにあるiPhoneとBluetoothで通信して、iPhoneの位置情報を使って現在地を知らせます。
iOS 14.5以降のiPhone または iPadの『探す』アプリが必要です。
販売パッケージは、
1個 ➡︎4780円
4個入り➡︎15,980円
の2種類。(※価格は税込)
、タイミングによってAmazonは定価より安い時があります。
みまもりGPSと比較
みまもりGPSの中で一番おすすめの【+Style】まもサーチ3 と比較してみました。
Airtag | 【+Style】まもサーチ3 | |
---|---|---|
初期費用 | 4,780円 (4個入:1つ3,995円) | 3,300円 |
月額使用料 | 電池代のみ(25円以下) | 528円 |
充電頻度 | 1年ごとの電池交換のみ | 1~2カ月に一度 |
複数人でみまもり | できない | できる |
移動履歴 | 残らない | 3か月分残る |
大きさ | 直径:31.9mm 厚み:8mm 重量:11g | 縦、横:49mm 厚み:15.5mm 重量:39g |
Airtagのメリット
買い切りで月額使用料がかからない。
AirTagの電池寿命は1年以上。
電池が切れるまで、追加の費用がかかりません。
電池が切れたとしても、自分で交換可能。
CR2032コイン型リチウム電池は、ネットや家電量販店などで簡単に手に入ります。
パナソニック製でも1つ300円以下で買えます。
充電する必要がない
約一年間、電池が切れるまでは充電する必要がありません。
一度取り付けたらそのままでいいので、管理が楽です。
小さくて軽い
みまもりGPSと比べてコンパクトなので、サイフの中にも入ります。
別売のバンドを購入すると腕時計のように身に付けることも可能。
そのままでも、またケースやバンドを使って様々な用途で使用できます。
「Hey Siri!○○はどこ?」と呼びかけるとありかを教えてくれる
iPhoneの『探す』でAirtagを登録しておくことで、
Hey Siri!○○(登録した名前)はどこ?
と話しかけると場所を教えてくれます。
場所が10m以内なら、音も鳴らしてくれます。
ちなみに同じように家族の名前を入れてSiriに尋ねると、『人を探す』に登録している家族が今いる場所の住所まで教えてくれます。
Airtagのデメリット
GPSより情報の更新頻度が少ない
家から移動しているはずなのに、まだ家にある状態になっていることがあります。
最後の確認時間が何時間も前で、その時間から位置情報が更新されていないのです。
肝心な時に位置情報が更新されないのでは、持っていないのも同じ。
キッズ携帯、iPhone、みまもりGPSのどれかと組み合わせて持たせることをお勧めします。
通知が来ないので『探す』アプリで確認しないと居場所がわからない。
みまもりGPSは地図で登録した場所に着いた時と離れた時に、スマホに通知が来ます。
わざわざアプリを開かなくても、通知だけ確認すれば今どこにいるのか分かります。
一方Airtagは『探す』アプリを開かないと確認できません。
移動履歴が残らない。(通信できない場所にいるとき、どの辺にいるか見当がつかない。)
みまもりGPSは、アプリ上の地図に移動履歴が残ります。
地下鉄に乗っているときなど電波が届かない場所にいても、電波が届いていたところまでの直前の居場所を確認できます。
ところがAirtagは履歴を持たないので、通信できるまでひたすら待つしかありません。
家族と共有して見守りできない (一つのAirtagに一つのiPhone)
1つのiPhoneとしか連携できないので、他の家族と情報共有することができません。
例えば子どもの持ち物を、子ども自身が探したい時もあると思います。
でも一つのiPhoneとしか紐づけることができません。
大きくなったら、親から子のiPhoneに紐づけを変える必要があります。
自然の中では役に立たない
衛星で居場所が分かるGPSとは違い、エアダクは近くのiPhoneと繋がって場所を特定します。
ですので、人が少ない場所では役に立ちません。
公園や山、川など自然が多い場所へ行くときは、迷わずGPSにしてください。
自然の中に行くときのみ月額使用料がかからないレンタルGPSを使うのも手だと思います。
位置情報を常に把握したい場合は、みまもりGPS一択
低学年のお子さんの迷子防止、登校や習い事のみまもりでいつも正確な位置情報を確認したい場合は、みまもりGPS一択です。
GPSは位置情報を探すための機器ですから、当たり前ですね。
みまもりGPSの比較記事はこちらを参考にしてください。
キッズ携帯、スマホの持参が学校などで禁止されている場合や、
物の置き忘れや紛失が多いお子さんに、Airtagは強力な助っ人です。
Airtagが機能しない時のみ、息子にキッズ携帯も持ち歩いてもらい、キャリアの位置情報検索機能で場所を確認しています。
キャリアの位置情報検索は、結果が出るまでに時間がかかりイライラします
リアルタイムで居場所がわかるので中古iPhoneを持たせるのも一つの方法
おさがりのiPhoneがあるなら、それをお子さんに持たせると
都心にいる限り位置情報の更新頻度がAirtagと比べてグーンと高いです。
娘のiPhoneは『探す』に登録してあります。
すると『デバイスを探す』に表示されます。
またファミリー共有を設定済みで「位置情報の共有」機能を使っているので、自動的に『人を探す』にも表示されます。
これでスマホを持っているときはいつでも、場所が確認できます。
物の管理が苦手な人はAirtagを持っていて損はない
子どもの居場所確認するのにAirtagだけでは、正直なところ頼りないですが、
子どもや自分の持ち物に付けておくと様々な場面で威力を発揮します。
我が家の使い方をご紹介しますと
子ども達と自分の鍵に付ける
子どもが鍵をきちんと持ち歩いているかを確認できます。
「鍵を持って外出している」と思っていたのに、前日使った別のリュックに入れっぱなし。
と言うことが多いのです。
家からの締め出しは避けたいところ。
鍵を持って出かけていることが分かるのは、とても安心です。
ランドセル、習い事のカバンにつける
習い事に一人で通えるようになったら、到着できているか確認できたら安心です。
例え
Airtagが付いているものは『探す』アプリで簡単に見つけられます。
しかも10m以内にあれば、AirTagまでの道のりをiPhoneが教えてくれます。
4つセットの購入で、1つあたり3,835円(税込み)
コロコロしていてかわいいです。
▼このようなケースを利用すると紛失を防げます。▼