息子が小3の時、週に2.3回休むようになってしまいました。
やっと登校できた!と思った日、帰ってきた息子から聞いたのが
『クラス全員出席した日はポイントが付く』と言うルールが存在すること。
その内容をツイートしたところ、初めてこんなにたくさんのコメントを頂き、
少しうろたえてしまいました。
「今すぐその指導をやめてもらうように学校に言ってください!」とのコメントがたくさん届きました。
中には学校の先生をされている方から
「教育委員会に相談されては?」とのアドバイスも。
「学校なんてこんなもんだ!」思っていましたが、
コメントの中にこんなにいい学校の例も
皆様、貴重なご意見をありがとうございました!
中学生の娘が不登校になる引き金を引いた元担任に比べたら、
息子の先生は良識があると思っていたので、正直戸惑いました。
ブラックな学校にすっかり慣れてしまっていたんだな。私
勇気を出して担任に止めてもらうようにお願いしたところ、
「不適切なルールである」と考え直してやめて下さいました✨
娘の元担任とは大違いです。
やはり良識のある先生でした。
この出来事をきっかけに、この記事ではいまだに一部の小中学校に残っている
についてツイートやブログから抜き出して記事にしています。
もしまだ「自分の子供の学校でもこんな指導が行われている!」と気づいたら、
日本の学校をよりよくするため、一緒に声を上げていただければと思います。
連帯責任の実例
忘れ物指導と称する罰
- 忘れ物が少ない班は、鉛筆などのご褒美がもらえる(先生が持ち出しで買ってくる)
- クラスで一人でも宿題を忘れると、連帯責任で宿題が1.5倍になる
- 一人でも水着を忘れたらプールの授業ができない。
ADHD傾向の子に、いくら脅しや罰を与えても忘れ物はなくなりません。
娘もクラス全員を巻き込む脅しや罰で、怖くて登校できなくなりました。
教室移動が遅いことへの罰
- 着替えを済ませ体育館に時間内に移動できていない子が一人でもいると、クラス全員叱られる
- または、着替え直しを体育館へ5分以内に全員が来れるまで繰り返させられる。
このような指導は、WISCの処理速度の値が低く、どんくさいわが子達は二人ともアウトです。
間違いなくいじめられますよね。
図書室の本の返却が遅れることへの罰
本を期限内に返却させたいからと言って、
何も悪いことしていない子まで借りられないのはなぜ?
たくさんの本を読ませたいのではないの?
指導するべき事の優先順位を間違えています。
タブレット使用を禁止される
やらかした子をクラスメイトたちが憎み、攻撃することを、この先生が望んでいるとしか思えません。
給食を食べるのが遅い、食べ残すことへの罰
- 給食の時間はクラス全員が食べ終わらないと昼休み外で遊んではいけない
- 食べるのが遅い子にクラス全員でカウントダウン
こんなツイートも
感覚過敏があったり、小食な子には学校が地獄になります。
担任だけが「迷惑だ」と思っているのに、さも生徒のことを思いやっているかのような偽装。
あなたの無駄な説教こそ「クラス全員が迷惑してるんですよ?」と言いたい!
長縄の記録が途切れた時の制裁
こんなツイートを発見
深い考えがあって、競わせているようには思えません。
息子の小学校では、それぞれのクラスの最高記録を廊下に張り出しています。
たとえ競わせなくても、長縄ってすごいプレッシャーです。
全員参加させるなら、もっと楽しめるようにしてほしい。
最近のインターエデュ、Yahoo!知恵袋から引用
ツイッター以外で発見した記事です。
2021/1/19 13:09
9回答
小学校における「(罰則)連帯責任」についてどう思いますか? 高学年の子供がおります。担任が「連帯責任」が好きなようで、クラス全体、班単位で連帯責任として罰則を設けます。 クラス全体や班単位で協力して行うことに関しての「連帯責任」なら理解もできるのですが、「忘れ物」や「テストの点数」など個々の問題であると思われることに関しても、連帯責任で罰則(宿題が増えるなど)が与えられることに疑問があります。 私が小学生の頃(30年以上前)は、割と連帯責任制度教育がされていたように思うのですが、今は少ないような気がします。 実際はどうなのでしょう。また皆様は「連帯責任」についてどう思いますか?
インターエデュでもこのような投稿が。
娘の元担任も、一人の子が担任にとって気に食わないことをすると、授業をつぶしてお説教タイム。
しかも下手をすると2時間続きます。
担任の持論を聞くために登校しているのではありません。
子どもの学習権をどう考えているのでしょうか?
なぜ子供の指導に「連帯責任」を使ってはいけないのか
もしお子さんがこんな環境にいたとしたら、次の悪影響があることを心にとめてください。
また、連帯責任指導がいじめを増大させることを示唆するデータを見つけました。
「連帯責任」と言う罰がある環境ほど、生徒同士のいじめの発生率が上がるということです。
大学や学校の管理職がきちっと指導してほしい
『連帯責任』指導は、楽に人を管理する方法ですが、
管理される、特に子ともにとっては悪影響ばかり。
それなのに悪い指導だと気付いてすらいない先生も多いです。
先生の仕事が忙しすぎるのが一番の原因かもしれませんが、
「少しも子どものためにならないどころか、人権侵害」とまず認識してほしいです。
私が教員免許を取った大学も『子どもの人権』についての指導はありませんでした。
もちろん、発達障害、学習障害、HSP、場面緘黙症の事などこれっぽっちも習っていません。
今もばらつきはありますが、簡単に触れるだけの大学がほとんどです。
教員がやってはいけない指導法については、教育実習に行く前に大学で教えるべきことです。
もうすでに教員になってしまった人には、管理職が徹底して意識付けをしてほしいです。
子供には『○○スタンダード』など大人が勝手に作ったルールを一方的に守らせようとするのに、
なぜ、子供の人権を守るためのルールを教職員間で共有していないのでしょうか?
自浄作用が働かない学校があったら、保護者が声をあげてください。
特に小学校では子ども達が従順な年齢であることから、
担任が無理筋を通そうとすることが多々あるようです。
すべての学校で子供の人権が守られますように。
こちらは教育関係者向むきですが
違法とまでは言えない、不適切な指導について書かれた本です。
娘が学校へ行けなくなった当時の担任の指導そのものでした。
その時にこの本が出版されていたら、管理職に読んでもらうだけで不適切な指導だと認めてもらえたと思います。
生徒指導概要(改訂版)に不適切な指導として連帯責任を明記
文部科学省が12年ぶりに生徒指導概要を改定した内容は。
不適切な指導と考えられ得る例として、連帯責任についても明記されました。
〔不適切な指導と考えられ得る例〕
• 大声で怒鳴る、ものを叩く・投げる等の威圧的、感情的な言動で指導する。
• 児童生徒の言い分を聞かず、事実確認が不十分なまま思い込みで指導する。
• 組織的な対応を全く考慮せず、独断で指導する。
• 殊更に児童生徒の面前で叱責するなど、児童生徒の尊厳やプライバシーを損なうような指導を行う。
• 児童生徒が著しく不安感や圧迫感を感じる場所で指導する。
• 他の児童生徒に連帯責任を負わせることで、本人に必要以上の負担感や罪悪感を与える指導を行う。
• 指導後に教室に一人にする、一人で帰らせる、保護者に連絡しないなど、適切なフォローを行わない。
更に
教職員による不適切な指導等が不登校や自殺のきっかけになる場合もあることから、体罰や不適切な言動等が、部活動を含めた学校生活全体において、いかなる児童生徒に対しても決して許されないことに留意する必要があります。
と詳細に記述されています。
娘も5年生の時の担任の威圧的な指導により、不登校になりました。
当時学校側はまだ、このような指導が不適切とは認識していませんでした。
これをきっかけに連帯責任を含む、子どもを恐怖で委縮させるような指導がなくなることを切に願います。
『教育スタンダード』について記事にしています。
生徒と先生を型にはめる教育スタンダードが不登校を増やしている。
読んでいただけたら嬉しいです。
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