男子校、女子校など別学の共学化が進んでいます。
息子が中受するので、男子校に見学に行ったところ
男子校ってこんないい面があるんだ!
選択肢の中に別学は必要だな。
と感じたのでこのようなポストをしたところ、反応が良かったので記事にしました。
男子校を見学した理由
塾の先生から
息子さんは男子校が向いていると思います。
動作がゆっくりなので女子からいじめられてしまう可能性があります。
と言われてしまいました。
確かに小学生でも高学年になると、大半の女子は大人びてしっかりしています。
息子の処理速度が低いのは、すぐにどうにかできるものではありません。
そこで息子が楽しく過ごせそうな特色のある男子校をいくつか選んで行ってきました。
男子校のメリット
女子校の利点としてよく上げられるのは、
世の中のリーダーは女子校出身が多い
ことでしょうか。
「男女平等」と言う精神が根付いた今でも
など、環境によってはまだ男女の役割は無意識のうちに偏ることがあると聞きます。
だいぶ差が少なくなったとは言え、まだ残っている様子。
では、男子校はどんなメリットがあるのか?
この投稿で書きましたが、男子は
求められることを察知して行動に移す力
が思春期は女子とかなり差があると感じます。
偏差値の違いに例えると私の感覚で10~15位違います。
男子は書くのが苦手な子が多いから、
は一から指導する。
という中高一貫男子校に出会いました。
共学の説明会では、まず聞かない言葉です。
この男子校にとって、生徒の中に書くのが苦手な子が多く存在するのが当たり前だから、最初からサポート体制が整っているのです。
合理的配慮をしてもらえるなら共学でいいのでは?という意見
共学、別学関係なく障害者差別解消法(正式名称: 障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律)によって合理的配慮の提供を義務づけています。
ですので、学校には合理的配慮を行う法的な義務があります。
障害者差別解消法(2016年施行)
この法律は、障害者が障害を理由に不当な差別を受けることがないようにし、社会の中で公平に生活できるようにすることを目的としています。学校などの公的機関や企業に対して、障害のある人に対して差別を行わないことと、合理的配慮を提供する義務を負わせています。
合理的配慮とは:障害のある人が健常者と同じように学んだり働いたりするために必要な調整や支援を行うことです。例えば、車椅子の生徒のために教室をバリアフリー化する、特別な学習支援を行うなどが含まれます。
学校では、教育機関としてこの法律に基づき、障害を持つ生徒が不利益を被らないよう、適切な配慮を行わなければなりません。
ほら!共学だって合理的配慮をするのが義務なのだから、別学を選ぶ必要はない。
と言うコメントを頂きましたが、例えこのような法律があっても、学校側が適切に配慮できるかは別問題。
同じタイプの子に接したことがない大人にとって「配慮する」のは難しいと思います。
親でさえ、何年も工夫してやっと子どもに合う方法を見つけていくものです。
例えば「書くのが苦手」な子と「書くのが得意」な子、かなりの差がある環境で一緒に学んでいると
「書くのが苦手」な子が配慮をお願いするには、なんらかの「障碍」、例えばLDなどの診断を付けてもらわなくてはならない。
少なくとも娘の学校はそうです。
診断がある子が優先的に配慮して貰えます。
もちろん「障害が恥ずかしい」と思っているわけでは消してありません。
そのうえで合理的配慮という言葉が私はとても苦手だし、学校に大して申し訳ない気持ちになります。
例え気にしなくていいと言われようとも。
また、合理的配慮は無理のない範囲で行われるもの。
提供が著しく困難な場合には例外が認められることもあります。
同じようなタイプの子が集まる環境ならば、学校側が慣れているので「配慮してあげている」という感覚はなさそう。
そういう意味で、男子校は必要だと思います。
少なくとも選択肢として今後も残して欲しい。
男子も女子も、思春期は扱いが難しい時期です。
それぞれに詳しい大人が丁寧に導いてくれるのが望ましい。
書くことだけで言えば大学生になる頃はパソコンを使うことが多くなり、書くのが苦手でも全く問題ないと大学の先生が言っていました。
大学生から共学で十分だと思います。
別学は昨今のインクルーシブ教育に反すると言う意見
私のX投稿へのコメントの中に
別学は、昨今のインクルーシブ教育に反します。
から、
別学がいいなんて、トランスジェンダーはどう思うのでしょう?
という、飛躍した意見までありました。
情報を整理しましょう。
文科省がインクルーシブ教育を推進しています。
1)共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システムの構築
「共生社会」とは、これまで必ずしも十分に社会参加できるような環境になかった障害者等が、積極的に参加・貢献していくことができる社会である。それは、誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合い、人々の多様な在り方を相互に認め合える全員参加型の社会である。このような社会を目指すことは、我が国において最も積極的に取り組むべき重要な課題である。
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/044/attach/1321668.htm
始めの部分だけ、引用しました。
一見素晴らしいことを言っているように感じます。
でも下の方まで読んでみると、数十年前の古い外国の意見をそのまま採用しています。
この方針は、
「世界は既に行き過ぎて失敗している例が多い」のは大手マスコミ以外の情報をひろいにいけば分かります。
インクルーシブという横文字のあいまいな言葉に、私たちは騙されてはいけないと思う。
グローバリスト(共産主義者)が世界の共産主義化を進めるためには、
教育とマスコミに浸透するのが一番
なんだそうです。
今欧米や日本も、共産主義社会になりつつあります。
共産主義とは、一部の特権階級が好きなように世界を動かす社会です。
その他の人々は、情報統制されて事実を知らないまま等しく貧しい生活を送ります。
日本もすでにかなり侵略されています。
障害とはどこまでを指すのか。
「発達障害か個性の範囲なのか」の判断はとても難しい。
それなのに更に最近はそれに加えて、
トランスジェンダーと言う思想を海外から取り入れてしまっている。
「生物学的性と心の性が異なる人」は障害者であるから配慮しなければいけない。
そんな思想を教育現場に入れようとしています。
しかも政府や文科省が主体となって。
LGBTQと言う危険な思想
去年、自民党内の権力者たちがが無理やり通してしまったLGBT理解増進法。
米国のバイデン政権からの圧力が原因と言われています。
この中で特にTとQは本当に危険な思想。
T=トランスジェンダー。
米国では大きな問題を生んでいます。
日本でも生物学的な男性が、「心は女性だ」と主張して、女子トイレや温泉施設の女湯に入って来る事件が発生しています。
反対しようものなら、「差別主義者」「○○ヘイト」とレッテルを貼られる。
だから強く抗議できない。
米国では、生物学的な女子が「トランスジェンダーだ」と主張する子が増えてしまい、その子ども達が取り返しがつかない人生を歩んでしまうと言う問題があります。
アメリカで出版され翻訳したこの本を、日本で出版してくれる会社がなかなか見つからなかったそうです。
また、妨害があり店頭に置いてくれる書店も少ないとのこと。
誰がなんのために妨害するのでしょう?
ネットでは買えますので、読んでみて下さい。
トランスジェンダーに限らず、インフルエンサーの子供たちへの影響力は、特に怖いと思いました。
子どもにネットに繋がる端末を親がチェックすることなく自由に触らせすぎると、
キラキラしたトランスジェンダーのインフルエンサーに憧れて、
トランスジェンダーってかっこいい
と思ってしまったり。
親の前で食事をとっているふりをする方法を教える、スリムなカリスマインフルエンサーに憧れて、
スリムな方が素敵
と拒食症になるケースが後を絶たないそうです。
背筋が凍りました。
思春期はもともと情緒不安定な時期。
性自認があいまいな子は多いので、迷わせるような情報はまだ必要ない。
「インクルーシブ」や「障害」とは、一体どこまでを指すのでしょう?
もっと具体的な定義が必要です。
別学を失くそうと動いている人の中にはそれをきっかけに、日本の文化や伝統を壊そうとしている人も含まれます。
カナダ在住のYoutuber、「カナダ人ニュース」のやまたつさんの著書です。
真っ赤な本で買うのを躊躇しますが、読めば恐ろしい現実に気づきます。
私はKindleで買いました。
現実を直視する勇気がある方は読んでみて下さい。
こちらの記事で予備校、世界史講師の土井昭さんといっしょにご紹介した茂木誠先生の本です。
日本の生末を案じて、世界の状態を正しく理解するための書籍を出されています。
ソ連崩壊により、戦争では民主主義が勝ちましたが、その後欧米や日本はじわじわと内部から共産主義に浸食され、民主主義が脅かされています。
本が苦手な方は、茂木誠先生の動画がお勧めです。
他国に盲目に従う政府の方針は間違っていることも多い
「インクルーシブ」や「多文化共生」
このワードは要注意。
ギフテッド、2E、確かに子ども達は少数派です。
少数派が学ぶ権利はもちろん尊重して欲しい。
けれども少数派とはいえ、自称トランスジェンダーや、日本の文化や伝統を破壊するのが目的の外国人を必要以上に尊重するのは、断固反対です。
日本の美しい文化や伝統は一度壊れてしまえば、修復はできないと思った方がいい。
だいぶ話がそれてしまいましたが、別学の学校を安易に共学にしないで欲しいと思います。