子ども時代は学校生活が合わなかったが『学校に通うこと』から解放されて別の道を切り開き、現在生き生きと活躍している人を紹介しています。
吉田 晃子(よしだ あきこ)・星山 海琳(ほしやま まりん)さん
晃子さんの娘さんのまりんさんは、小、中、高に普通の学校に通わずに日々本当にやりたいと思うことをして過ごしていたそうです。
17歳の時に大学受験する事を思い立ち、12年かかるはずの8科目の勉強をたった2ヶ月半で終えて、志望大学へ現役合格されたとの事。
やる気になると、人は何倍もの速さで知識を吸収できるものなのですね。
私の長女が不登校になってどうしていいか分からなかった時に、お二人の2冊の著書が見事に私の不安を取り払ってくれました。
母親の晃子さんから見ても、まりんさんご自身から見ても学校に行かなかった事はメリットばかりだったことが書かれています。
このメリットはまりんさんだけに当てはまるものではなく、万人に当てはまるものだと思います。
『不登校の子が人生を楽しめるかは親次第』と言う章があります。
「子に失望するのは、これまで親に従ってくれたから」
「学校に行かなくなったその後の人生を卑下しないで、存分に楽しんでいける人になるかどうかは親次第」
という箇所にはっとさせられました。
この2冊の著書には晃子さんがご自身のお子さんに対する愛情「どんなあなたでも関係ない、ただただあなたが好きなんです。」と言うメッセージであふれています。
本当に子育てに大切なことは「世間一般の常識に捕らわれず、子を愛し信頼し、応援することだ」
という姿勢を貫いているところに感銘を受けて、私自身のあり方を見直す事ができました。
不登校をむしろポジティブに見ることができるようになります。
まりんさんは学校に行かなかった間、『サドベリースクール』と言う自分でやりたいことを決めて過ごせる場所に11歳まで通っていたそうです。
残念ながら我が家から通える距離にはないのですが、大人から指示されながら行動する一般の学校よりも毎日充実して過ごせそうなスクールです。
https://ai-am.net/democraticschool-japan
吉田 晃子さん、星山 海琳さんはお二人が運営するメディア、オヤトコ発信所で
学校へ行かなかったらどうなるのかを知ることが、親の不安を解消する上で重要なのですね。